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細胞診検査の過程Process

細胞診検査の流れ図

材料採取(医療機関にて)

材料採取

医療機関にて、女性生殖器、泌尿器、呼吸器、体腔液、乳腺、甲状腺、リンパ節、胆嚢、肝臓、膵臓などより細胞を採取します。
※ご依頼は、医療機関等を通じてお受けしております。
※採取容器に関しましては、当センターではご用意しておりません。


検体依頼受付

検体依頼受付

医療機関等から当社へ搬入された検体と依頼書を照合し、依頼書に記入されている情報を、弊社専用の検査システムに入力をします。
最近では、専用のOCR依頼書をOCRスキャナーで読み取ることで入力ミスを減らし、効率よく受付作業を行っています。
検体依頼受付 検体依頼受付


検体処理(検査材料を直接提出された場合)

検体処理

採取した材料をスライドガラスに塗抹し直ちに細胞を固定します。固定の目的は細胞変性を停止させ、細胞診検査に支障をきたさない状態に保つことです。固定は湿固定と乾燥固定に大別されます。


検体処理

※子宮頸部については液状化検体細胞診(LBC)も行っています。


染色

染色

細胞診の基本染色であるパパニコロウ染色を行い、塗抹細胞を染め分け顕微鏡下で観察できるようにします。
目的や材料に応じてギムザ染色やPAS反応などの特殊染色も行っています。

染色

※パパニコロウ染色は、自動染色機を使用しています。


細胞診断

細胞診断

適正な標本が作製されているかチェックしたのち、細胞検査士(日本臨床細胞学会認定資格)が顕微鏡で観察し、癌細胞の有無などを検査します。

細胞診断

ソーシャルディスタンスを保ちながら、鏡検しています。

細胞診断

細胞診専門医の指導を必要とする症例や判断の難しい症例は、ディスカッション顕微鏡を用い、細胞診専門医(日本臨床細胞学会認定資格)や複数の細胞検査士で観察、意見交換し、検査します。

スタッフ

【細胞診スタッフ】
私たちが細胞診検査をしています。
お互いに助け合いながら、仕事ひとつひとつに誠実に取り組んでいます。
これからも日々成長できるよう精進してまいりますので、安心してお任せください!

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